ご挨拶

小林俊文
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日本煎茶趣味協会は、日本の文人達が工夫し育んできた「煎茶趣味」文化を多くの現代日本人及び世界の人々に伝えて行く活動をボランティアとして行っております。
本会は「煎茶趣味」文化に高い関心を持つ会員によって組織されているNPO法人で茶会鑑賞や煎茶点前鑑賞の機会を提供することにより、多くの人々に「煎茶趣味」文化への関心を高めて頂くとともにその普及を図っています。一方、煎茶の持つ「もてなしの心」や「感謝の心」が子供の健全育成ならびに地域文化形成に寄与できればと考えております。
また本会は「煎茶趣味」文化を継承するため、若い会長をはじめ多くの若い世代の参加が容易であり、創設者「植木逕窈」先生
継承者「小林香雅」の指導による点前を学びながら、創造性豊かな煎茶趣味を研究・実践し、創造する楽しみ喜びを若い世代が実感できる組織にしています。多くの方が、失われつつある日本の良き伝統文化に触れ、良き伝統を次の世代に繋げていく担い手となることを願っております。

理事長 小林 俊文

 
 

明山真穂
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この度日本煎茶趣味協会を継承する運びとなりました。
文人墨客達に親しまれ楽しみながら喫したお茶、茶の歴史、先人たちの訓の中から、未来の世代に通じ合う風雅な心を伝えて参りたいと思います。
それに加え、所作の美しさ、作法を更に追及し伝承して参ります。
茶を介して出会う沢山の方々と喜びを分かち合えますよう、これからも皆様のご協力を賜りたくお願い申し上げます。

会長 明山 真穂

 
 

小林香雅
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特定非営利活動法人としての「日本煎茶趣味協会」は、平成15年に内閣総理大臣の認証を受け発足致しました。
それからの活動は幅広く、「老人福祉施設」「児童福祉施設」「コミュニティー施設」で煎茶会の開催やサークル開設活動等に及んでおります。
また同時に総合学習、体験学習を目的とした煎茶ボランティア活動の支援並びにサークル開設の支援を学校等の教育施設で進めて参りました。さらに企業の社会貢献、社員ボランティア推進のための支援も行って参りました。
海外に向けては、来日留学生や観光客への日本煎茶文化理解のための活動を行い、韓国、台湾、ドバイ等近隣諸国での煎茶会の開催、煎茶ボランティア研修講座の開催など煎茶文化の普及、理解を目的とする活動も精力的に行って参りました。
理事、会員、賛助会員はじめ多くの方々の協力により受益者総数も5万人を超えました。
そしてこの度、この意義深い活動を私達が継承致すことになりました。これまでの活動を受け継ぎ、先人の訓えを礎に活動を致して参ります。
江戸時代、文人達により芸術的に高められた煎茶が、更に形式礼法を付随して今日に至った煎茶道。この奥深い日本の文化を多くの方々に伝えて参りたいと思います。

理事 小林 香雅